挨拶の詩 ココについての詩
拙い過去の詩、加工の詩。それは私。
アタシの死。わたしの詩。
偽りの詩。虚像の詩。
おしまいの詩。昔々の詩。
詩のつもりの詩。生後2ヶ月の詩。
一度だけ届いた原点の詩。
「ひかりを掴む」あの人への感謝の詩。
(2016/11月までの詩) 「 綴 」
《 生ある魂にレクイエムを 》
こころの声は
からだに届かず
からだの声は
こころに届かず
魂は世界から
剥がれ落ちて
行き場を失い
彷徨う霊魂たち
レクイエム奏でる
琵琶法師
永遠に奏でられる弦の音
切らさぬように・・・
どうか彼らに
四無量心(しむりょうしん)を・・・
四無量心(しむりょうしん)・・・
仏が4種の方面に心を限りなく配ること。 (1) あらゆる人に深い友愛の心を限りなく配ること (慈無量心) ,(2) あらゆる人と苦しみをともにする同感の心を限りなく起すこと (悲無量心) ,(3) あらゆる人の喜びをみてみずからも喜ぶ心を限りなく起すこと (喜無量心) ,(4) いずれにもかたよらない平静な心を限りなく起すこと (捨無量心) 。 *1
《 灯火のようなぬくもり 》
伸ばした手に触れる この風は
キミが 遠いどこかで触れた風だと
握りしめて 胸にぬくもりを包む
それでも幸せだから
穏やかでいられるから
少しの強がりと
儚く白い息で
悴む指をあたためる
理想ばかりが星のように降り注ぐ
この街が
恋う心を加速させる
凍てつく夜が
澄んだ月が
冬という季節が・・・
《 心月(こころづき) 》
月は満ち
そして欠ける
まん丸 満月
尖(とんが)り 三日月
日々 形を変え
廻ってゆき
時に雲に隠れてしまう
夜空に輝く美しい
あの月は
人の心を教えてくれる
《 織り成す物語 》
断片的な 言葉の螺旋
紡ぐものがたり
あなたの色に染めてみせてよ
筆をあなたのなかに
想像(せかい)のなかに
時を飛んで 行間を跳ね
色が舞って
ふわり翼 瞬いて
ひらり髪が揺れる
あなたの自由を わたしの自由に
青と緑のこの「星」で
紡ぐものがたり
あなたの色に染めてみせてよ
筆をあなたのなかに
想像(せかい)のなかに
時を飛んで 行間を跳ね
色が舞って
ふわり翼 瞬いて
ひらり髪が揺れる
あなたの自由を わたしの自由に
青と緑のこの「星」で