《 継繋 (つなつな)ぐ 》
繋いでゆく記憶
昨日から今日へ 今日から明日へ
繋いでゆく記憶
あなたから私へ 私からあなたへ
繋いでゆく記憶
命から命へ 手から手へ 心から心へ
想いだけは時を超え繋がってゆく
そう 信じゆく
たとえ うたかたの如きであろうとも
《 師全(しぜん) 》
感情が散らかり過ぎる僕は
太陽にあたたかさを 教えられ
月に穏やかさを 教えられ
水にやわらかさを 教えられ
火と土に強さと優しさを 教えられ
風に自由を教えられました
「君想う流星のナミダ」
秋過ぎて 少し明るい
満月の冬
君は吐息のように
悴む手を そっとあたため
白く儚く 夜空に溶けていった
満月と
いつもより儚く光る星を見上げた
僕の頬に 一筋の煌めく流れ星
《 むすんで ひらいて 》
むすんで ひらいて
手を合わせ
目を閉じて
むすんで ひらいて
絡まりあって
ほどけて
むすんで ひらいて
握りしめて
抱きしめて
むすんで ひらいて
1つになって
とけあって
むすんで ひらいて
ありがとうと
さよならを
むすんで ひらいて
繰り返して
生きてゆく